淋菌の新種を京都で発見

淋菌の新種が日本で見つかったと言うニュースをお届けします。どんな抗生物質も効かないと言うやっかいな新種です。

ニュースソースは2011年7月20日の東京新聞です。

記事によると、スウェーデン病原性ナイセリア研究所のウネモ研究員が13日までカナダで開かれた国際性感染症研究会議で報告したそうです。

新種の淋菌は京都の性風俗店で働く1人の女性から見つかり、同研究所によって「H041」と名付けられました。

この「H041」にはペニシリンはじめ、いかなる抗生物質も効果がなく、今のところ適切な治療法がないのだそうです。

淋菌感染症は性感染症の中ではクラミジア感染症と並んで非常に感染者が多く、しかも自分が感染していていることに気がつかない場合もあります。

男性は比較的自覚症状が出るのですが、女性の場合には80%が自覚症状なしと言う最近のデータもあります。これはクラミジア感染症と同じですね。

淋菌はもともと薬に対する耐性が顕著でありこれまでにも問題になってきました。淋菌感染症に使用される抗生物質には、キノロン系、ペニシリン系、テトラサイクリン系、セフェム系などがあります。

特にキノロン系薬は淋菌に極めて強い抗菌力を発揮するため、日本始め世界各国で治療に際しては第一選択肢の薬として広く使われてきました。

しかし、近年、日本を含む東アジアの国々では淋菌の耐性化が深刻になっており、キノロン系薬も効かなくなってきているのです。

それでもまだ治療効果のある抗生物質は何種類か存在し、医療現場では使い分けが行われています。

そこにもってきて、今回のニュースです。既存のいかなる抗生物質も効果なしとなると、これは日本だけでなく、広く海外にも広まる可能性があります。

報告を行ったウネモ研究員は「憂慮すべき発見だ」と話しているそうです。

淋菌感染症はHIVや梅毒などと比較して軽くみられがちですが、放置しておくと重症化する危険性もあります。

男性なら尿道炎から副睾丸炎、前立腺炎などと感染が進み、女性なら卵管炎から腹膜炎と感染していきます。そして、淋菌感染症は男女ともに不妊症の原因となることがあります。

特に女性は自覚症状が出ないことも多いので要注意です。重症化の前に検査を受けて治療することが大事です。

今回発見された「H041」の有効な治療法が早く見つかることを期待したいと思います。

○ 淋菌用(クラミジア含む)検査キット

男 性用淋菌・クラミジア検査キット SDT  Checker TypeA
女 性用淋菌・クラミジア検査キット SDT  Checker TypeA
・淋菌とクラミジアの検査が両方同時にできます。

・・○ 男性用、女性用で一番多く使われている複合検査キット

男 性用複合検査キット SDT  Checker TypeE
・クラミジア・淋菌・HIV・梅毒 計4種類の検査
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