淋菌感染症による尿道炎
淋菌感染症の症状として、尿道炎があります。今回はこの尿道炎について説明したいと思います。
まず、尿道とは何でしょうか。下の図をご覧下さい。
尿道は膀胱(ぼうこう)から体外の出口までの通路です。男性の尿道はSの字状に屈曲しており、
だいたい16cmから20cmと長いのです。
女性の場合にはまっすぐで幅が広く、長さは4cmから5cmしかありません。
また、尿道は男性の場合は尿だけでなく射精時には精子の通り道も兼ねています。
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淋菌に感染すると、この尿道で炎症を起こします。
ついでですが、淋菌感染症は尿道炎から副睾丸炎、前立腺炎と進行することがあります。
厚生労働省の調査によると、男性の性感染症の27.0%がクラミジア感染症による尿道炎、
27.4%が淋菌感染症による尿道炎です。
この数字からお分かり頂けるように、淋菌性尿道炎は非常に多いのです。
尿道炎の主な症状は2つあって、1つは、排尿痛、すなわちオシッコをしたときの痛みです。
そしてもう1つが外尿道口から出る膿(うみ)です。
外尿道口とは膀胱から続く尿道の出口のことです。(どこか分かりますよね)
淋菌感染による尿道炎は、感染して2日から7日くらいの潜伏期間を経て発症します。
黄色の膿(うみ)が出て、オシッコのときに強い痛みがあります。
また、この症状は急激に出ることが多いのです。
同じ尿道炎でもクラミジア感染の場合には症状が軽く、全く無症候の場合もあって本人が
クラミジア感染に気がつかないこともあります。
しかし、淋菌感染症の場合は症状が強く出るので気が付きます。
もともと淋菌感染症は男性に多く、かつ尿道炎は男性により多く発症します。
それは最初に尿道の説明をしましたが、男性の尿道が長いのに比べて女性は尿道が短く、
淋菌に感染した場合には尿道炎と言うより膣炎、子宮頸管炎などを発症するのです。
尿道炎の治療には抗生物質を使いますが、通常は薬を飲むだけで治ります。
ただ、淋菌は非常に耐薬性のやっかいな問題があり、キチンと医師の指示通りに薬を飲まないと、
薬が効かなくなることがあります。
症状が治ったからといって、かってに薬を止めてしまうと再発したり尿道炎が慢性化することもあります。
必ず医師が完治したと判断するまでは治療を続けることが大事です。
また、あなたが尿道炎になっていれば、あなたのパートナーにも淋菌が感染している可能性があります。
あなたのパートナーもあなたと同時に検査、診察を受けることが重要です。
そうしないとピンポン感染になって、いつまで経っても完治しません。
また、男性が淋菌性の尿道炎を感染するルートとして、ファッションヘルスが非常に多くなっています。
これはオーラルセックスによる感染が多い為です。
挿入さえしなければ大丈夫なんて油断していると、後で後悔するハメになります。
オーラルセックスにもコンドームをお忘れなく。
淋菌、クラミジアの感染が不安なあなたには、自宅で検査が出来る検査キットがあります。
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