知っておきたい予防方法
ここでは淋菌感染症の予防についてご紹介します。
淋菌は性行為によって感染します。感染者の精液や膣液の中に淋菌が含まれており、これが相手の粘膜部に直接触れることによって淋菌が侵入し、感染します。従って、予防するにはこの体液と粘膜部を直接触れないように遮断することが一番です。具体的には、コンドームの使用と、デンタルダムの使用です。
■コンドームを使う
コンドームの使用はほとんど全ての性感染症の感染予防に効果的です。ただし、正しい使い方をしないと効果がありません。装着方法も当然正しい手順が必要なのですが、使うコンドームそのものの品質も大事です。例えば、サイズが合っているか、使用期間切れになっていかないか、事前に確かめることが大事です。
出来ればラブホテルの備え付けコンドームや、試供品でもらったコンドームなどは避けて、自分で品質を確かめたものを使って下さい。むろん、オーラルセックスのときにも使います。避妊目的だけではなく、感染予防として意識してもらうといいですね。
ちなみに、コンドームは挿入直前に装着してもダメです。男性器が勃起状態になったら即、装着します。正しい装着手順は以下の通りです。
①まず、コンドームの取り出し方です。パッケージから取り出すときにコンドームに傷をつけないように注意します。爪で傷をつけたり、パッケージのとがった切り口などで傷がつかないようにします。
②コンドームの裏表を確認する。コンドームの表側はぬるぬるしています。それに比べて裏側はややざらざらした感触です。触ってみれが分かるので、落ち着いて間違えないようにします。
③いよいよ装着ですが、まず、皮(包皮)を根元まで下ろして亀頭がしっかり出るようにします。
③コンドームの先っぽに、精液だめと言うとがった部分があります。そこを指でつまんで空気を抜きます。この精液だめに空気が入ったまま装着すると、使用中に破れて精液が漏れる原因になる可能性があります。こんなこと、ちゃんとやってました?
④精液だめの空気を抜いたら、そのままつまんだ状態でペニスにコンドームをかぶせ、根元まで押し下げます。
⑤このまま使用すると、途中でずれる危険があります。コンドームを押し下げたら、今度は皮ごとコンドームを一度上に戻して、コンドームがかぶってない皮を押し下げ、それからもう一度コンドームを下げます。これでしっかり、コンドームが装着出来ました。文字で書くと、分かりにくいかも知れませんが、要は使用中にずれない、外れないようにすることが大事です。
⑥最後に、コンドームを外すときの注意です。男性の人はお分かりだと思いますが、射精が終わると急に勃起状態は終わります。だから、射精の終わった後も、コンドームをそのままにしていると、ペニスを膣から抜くときに、コンドームがそのまま残ってしまう危険があります。射精が終わったら、速やかにペニスの根元をしっかり持って、コンドームを外します。
⑦まさか、そんな人はいないと思いますがコンドームは再使用出来ません。1回キリの使い捨てです。洗ってもダメですから、ケチらないようにして下さい。
■デンタルダムを使う
コンドームに比べて、あまり知られていないのではないでしょうか。コンドームは男性が装着しますが、デンタルダムは女性が使います。薄いシートで女性の性器に貼り付けてオーラルセックスなどをします。つまり、膣分泌物が男性の口、喉に入らないようにします。
このデンタルダムの代わりにサランラップやコンドームを切って使う、などと紹介されいる記事を目にします。それも立派な公的医療機関のホームページです。決して冗談でなく、オススメなのです。私は実際に使った経験がないので、どんな具合かよく分かりませんが。
■ファッションヘルスに注意
感染ルートでもご紹介しましたが、ファッションヘルスにおけるオーラルセックスが、喉への感染を広めています。そうったお店ではコンドームもデンタルダムも使わずに生で行われるのが普通だからです。性風俗で遊ぶときにはくれぐれもご用心。
以上、淋菌感染症(淋病)の予防について説明しました。感染ルートがほぼ性行為感染に限定されるので、不特定多数、あるいは性風俗での性行為がよりリスクの高い行為となります。お心当たりの経験を持つ人はぜひ検査を受けて下さい。
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