もしもあなたが淋菌に感染していることが分かったら、その時大事なことは何だと思いますか?

もちろんすぐに病院で治療を受けることが大事なのですが、淋菌感染治療に関して特に注意すべき点が2つあります。

◇淋菌の治療は最優先!

あなたが淋菌に感染していると分かったら、他の性感染症は大丈夫か、それも検査する必要があります。特に要注意なのはクラミジアとHIVです。

淋菌に感染していると分かった人のクラミジア感染率は非常に高く、私がネットの医療サイトを調べた限りでは15%~40%にも達しています。

また、淋菌に感染していると健康な人の2倍から5倍もHIVにも感染しやすくなることが分かっており、万一のためにHIV検査は絶対です。HIVは感染力が弱いウイルスなので、クラミジアみたいに高い感染率はあり得ないでしょうが感染していれば大変です。

現在ではHIV感染症は薬でエイズ発症が防げるようになっています。早期発見、早期治療が何より大事です。

さて、HIVはともかく淋菌とクラミジアの重複感染は非常に多いことが知られています。

では、もしもあなたが淋菌とクラミジアの両方に感染していたとして、治療はどちらから行うのがベストでしょうか?

むろん、両方に感染しているのだから両方同時に治療して欲しいところですね。実際にそうする医師もいるかも知れません。

しかし、私が調べたところ圧倒的に

「淋菌感染症の治療を優先させる」

とした記事が見つかりました。

クラミジア感染症も淋菌感染症も似たような症状の病気なのに、なぜ淋菌を先に治療するのでしょうか。

それには2つの理由があります。


◇淋菌感染症の治療を優先させるわけ

まず、理由のその1です。

淋菌は増殖スピードが速く、早期に治療開始しないとどんどん増殖してしまう。

これが大きな理由です。重複感染の多いクラミジアは淋菌と同じ細菌の仲間ですがその増殖形態は非常に特殊です。

通常細菌は細胞分裂によって自分のコピーを作り増えていきます。1つの細菌が2つになり、2つの細菌が4つになり・・・・。こうして増殖していきます。しかし、クラミジアは違います。

クラミジアは「偏性細胞内寄生性微生物」と呼ばれ、自分以外の生きた細胞に感染し、その中でのみ増殖することが出来ます。つまりクラミジア単独では増殖することは出来ないのです。ここが他の細菌と大きく異なる点です。

私が調べたところ、クラミジアが1つの細胞に感染してから自分のコピーを作るまで72時間(3日)かかるそうです。⇒『クラミジアの発育サイクル』(姉妹サイトより)

一方、淋菌の方は細胞の外でどんどん自己増殖を繰り返し増えていきます。従って、淋菌治療は急がないと増殖が進んでしまうのです。比較的増殖スピードの遅いクラミジアの治療は後回しにします。

そして理由のその2。

淋菌感染症の方が自覚症状が激しいため、治療を優先します。

むろん自覚症状には個人差があります。必ずしも淋菌の方がクラミジアよりも激しいとは限りません。しかし一般的には淋菌感染の方が症状が出やすくかつ激しいとされています。

当サイトの『淋菌感染症の症状』という記事にも書きましたが、淋菌による尿道炎によって排尿痛や膿が出ます。体験者の記事を読んでもけっこう激しい痛みを伴うこともあるようです。一刻も早く痛みを和らげて欲しいですよね。

◇性感染症はみな同じ感染ルート!

先ほども書きましたが、淋菌とクラミジアの同時感染、重複感染は非常に多く見られます。考えてみれば感染ルートが共通なので不思議でも何でもありません。

更に言えばHIVも梅毒もB型肝炎も同じ感染ルートです。

あなたは、そんなことを言い出したらキリがないと思うかも知れませんね。確かに全ての性感染症を心配しだしたらキリがありません。

しかし、最も感染者の多いクラミジアと、万一感染してたら深刻なHIV、この2つは検査しておきたいですね。私はそう思うし、自分でも検査しました。

以上、今回は淋菌とクラミジアなどの重複感染が見つかったとき、まずは淋菌の治療から始めることが多い、というお話をしました。

繰り返しになりますが、淋菌は増殖スピードが速いので、早期に、かつイッキにやっつけることが大事です。なおかつ淋菌感染による尿道炎は痛みが激しい場合もあり、一刻も早く症状を緩和することも大事です。これが淋菌治療を優先する理由です。

もう一つ理由を付け加えるなら、モタモタ時間をかけていると淋菌が薬に対して耐性を持ってしまいます。抗生物質が効かなくなってしまう恐れがあるのです。

抗生物質に対する耐性を持ちやすいこともまたクラミジアにはない淋菌の特徴です。

むろん、どの順番でどのように治療をするかはあなたを診察した医師が決めることです。あなたが心配する必要はありません。今回の記事は単なる性感染症の一般的な話として読んでください。

ただし、どの性感染症を検査するかは医師任せでは決まらないこともあるし、不十分な場合もあります。医師によっては淋菌だけの検査しかしないかも知れません。

どの性感染症を検査するか、最後はあなたの判断に委ねられる場合もあるかも知れません。あなたがそしもそんな場面に直面したら、何度も書きましたがクラミジアとHIVは外さないよう検査しておいてください。それが無難な選択だと思います。

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