淋菌感染症に咽頭感染が多いことはあなたもご存じでしょう。

その咽頭感染の症状はどんな症状なのでしょうか?

性病科の専門医が症状について興味深い体験談を紹介されています。

◇基本的に自覚症状は出にくい

淋菌感染症による咽頭感染は感染者が非常に多く、「性感染症 STD」(南山堂)によれば、性器に淋菌が感染している患者の20%~30%に咽頭感染が見つかるそうです。

これはオーラルセックスがごく普通の愛情表現として普及しているためとされています。

またファッション系の性風俗ではオーラルセックス専門店もあり、咽頭感染の一大感染源とされています。

しかし、咽頭感染の多くは自覚症状が出にくいため、自分が感染していることに気が付きません。

ここに大変興味深い話があります。

先ほどご紹介した「性感染症 STD」という本の中に、宮本町中央診療所の尾上院長執筆された記事があります。

その記事は性風俗従事者における性感染症について書かれた記事です。

性風俗従事者においては、クラミジアや淋菌の咽頭感染が非常に多く見つかるそうです。

そしてそのほとんどが無症候で、のどが赤くなったり、扁桃腺が腫れたりするなどの症状は見られないそうです。

逆に、のどの痛みや腫れを訴えて診察を受けにきた患者にはクラミジアや淋菌の検出率が低いのだそうです。

つまり、症状の無い患者の方が、症状のある患者よりもクラミジア、淋菌が多く見つかるという訳です。

むろん、これは尾上院長のご経験の範囲で書かれたお話なので、淋菌感染症全般として言えることではないかも知れません。

それにしても大変興味深いお話です。

なぜなら、私にはこのお話の意味するところが別にあるように思われるからです。


◇心配する人より心配しない人が危ない

すでにいろんな記事で書いていますが、私はときどきネット上の医療相談サイトを見ています。

その中には淋菌感染症に関する相談もあります。

淋菌感染症の相談で圧倒的に多いのは自分が淋菌に感染していないかどうかを不安に思う相談です。約半分近くは咽頭感染を心配している人です。

なぜ咽頭感染を心配してネットで相談するかと言えば、何らかの自覚症状を感じて不安になっているのです。

むろん、心配する前提として感染するような行為を行っています。

どんな自覚症状が多いかと言えば、のどが痛い。腫れている。舌にブツブツができた。こんな症状です。

しかし、先ほどの尾上院長のお話では、こうした自覚症状を訴える人は実際にはクラミジアにも淋菌にも感染していない人が多いのですね。

そして、本当は咽頭感染しているのに無症候であるがゆえに、心配も不安もなく、病院に行くこともない人の方が多い訳です。

これ、実際問題としてかなり危ないです。

淋菌の咽頭感染は、自覚症状がない割には治療は困難であり、性器感染よりも完治まで時間がかかるとされています。

また、性器感染に使用する抗生物質と、咽頭感染に使用する抗生物質は種類が異なる場合があります。

従って、両方に感染しているのに咽頭感染に気付かず性器感染の治療だけ受けた場合は、咽頭感染がそのまま残る可能性があります。

それを具体的にみて見ましょう。

「性感染症 診断・治療ガイドライン 2016」(日本性感染症学会)によれば、淋菌の性器感染に使用する抗生物質は以下が推奨されています。

●セフトリアキソン(CTRX:ロセフィン)
静注1.0g単回投与

●スペクチノマイシン(SPCM:トロビシン)
筋注2.0g単回投与

そして淋菌の咽頭感染には、セフトリアキソンは使用しますがスペクチノマイシンは効果が劣るため使用すべきでないとされています。

またかつて使用されていたセフォジジムも治癒率が50%~60%とされています。

もしも淋菌の咽頭感染に気付かず、性器感染の治療にスペクチノマイシンが投与された場合には、咽頭感染は残る可能性がある訳です。

◇結局、咽頭感染が不安なら検査するしかない

淋菌の咽頭感染は自覚症状がないまま継続し、自然治癒することはありません。

あなたが咽頭感染していた場合には、知らない間に誰か他の人に移してしまう可能性もある訳です。

もしもあなたが淋菌感染の不安を感じたり、自覚症状はないけど感染の可能性に心当たりがあるなら、一度検査を受けてみてはいかがでしょうか。

保健所によってはHIV検査と同時を条件に淋菌も無料・匿名で検査してくれるところがあります。

ただし、咽頭検査までやってくれる保険所はないようです。(私が調べた範囲)

もしもあなたが病院に行くなら、咽頭感染は耳鼻咽喉科で検査、治療をしてくれます。

また、性感染症科の病院でも診てくれるところがあるようです。

性器感染と咽頭感染と、別々の病院に行くのは面倒ですよね。あなたの最寄の病院で確かめて下さい。

あるいは、検査キットを使えばあなたの自宅でも可能です。

アイコンボタン性行為1回あたり約30%の感染確率と言われています。

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