淋菌感染症は不妊症の原因となることがあります。

しかも感染に気付かないまま重症化することがあります。

ここでは、どういうプロセスで不妊症になってしまうのか、それを説明したいと思います。

あなたが女性ならこの知識はあなたの身を守るために絶対に必要です。

また、あなたが男性なら、大事な人を思いやり、守るために常識として知っておいてください。

1.淋菌感染症は自覚症状がない

淋菌感染症は女性に自覚症状が出にくい感染症です。感染した女性の80%は何も症状がないと言われています。

この点ではクラミジア感染症と共通しています。

しかし、自覚症状がなくても感染はどんどん進行します。

女性の場合であれば、子宮頸管炎、子宮内膜炎、卵管炎、腹膜炎と重症化していきます。

そして不妊症早産、流産といった重大な障害の原因になるのです。

不妊症の治療を受けたとき、初めて自分が淋菌に感染していたことを知る女性が少なくないそうです。

そのくらい自覚症状がないままに進行する感染症です。

2.妊娠のプロセス

淋菌感染による不妊症を説明するのですが、まずは妊娠のプロセスについて説明しておきます。

女性のあなたは詳しく知っているかも知れませんが、男性のあなたは知らないこともあるかも。

では、下の図を見ながら読んで下さい。私が専門書を見ながら自分で書いた図なのでちょっと変ですが、そこはカンベン頂くとして、およそのイメージとして見てください。

妊娠受精は卵子と精子の出会いから始まります。まずは卵子について説明してきましょう。

女性のあなたは生まれたときから卵巣に原始卵胞と呼ばれる卵子の原型をすでに持っています。

あなたが成長して月経が始まる頃になると、原始卵胞のいくつかは卵胞刺激ホルモン(FSH)の働きで成長し、卵子となります。

卵子は直径が0.1mmから0.2mmくらいあって、人間の単一細胞では最も大きな細胞です。

卵子はほぼひと月に1個の頻度で卵巣から排出されます。

そして卵子が排出されると黄体ホルモンが分泌され、妊娠出来るよう環境づくりを始めます。

卵巣から排出された卵子は卵管采(らんかんさい)に受け止められ、卵管の中に入ります。

卵管采から卵管に続く部分は卵子と精子が出会う場所で、卵管膨大部と呼ばれ卵管が太くなっています。

一方、精子の方ですが、こちらは1回の射精で1ミリリットルの精液の中に約5000万個から1億個の精子がいます。

たった、1ミリリットルの中に、ですよ!

卵子が1個ずつしか出てこないのに比べてこの精子の数の何と多いことでしょうか。

通常、射精の量は個人差がありますが2ミリリットルから6ミリリットルと言われています。

しかし、この膨大な数の精子も、数時間から数十時間かけて卵管膨大部までたどり着けるのはたったの数百個だけです。

最後まで残ったこの精子たちは卵管膨大部にある卵子を取り囲みます。

そして、何億とあった精子の中で、たった1個、超幸運に恵まれた精子が卵子の細胞膜を突き破って卵子の中に入った瞬間が受精です。

いったん受精が成立すると受精卵の回りには厚い膜ができ、他の精子は中に入れなくなります。

こうして、壮大なサバイバルレースを勝ち抜いた、たった1個の精子が卵子と結ばれて受精が成立するのです。

精子は射精後48時間から72時間、卵子は排卵後24時間しか受精する能力が続きません。

妊娠するにはいかにタイミングが大事か、お分かり頂けると思います。

こうして受精が成立して、30時間くらいすると受精卵は細胞分裂を始めます。

受精卵は分裂を繰り返しながら卵管の中を通って子宮へ移動します。

そして約1週間後に子宮にたどり着き、子宮内膜に入り込んで絨毛(じゅうもう)と呼ばれる根を張って妊娠が始まるのです。

3.淋菌感染で不妊症になる理由

以上のように、受精、妊娠と言うのは非常に複雑でデリケートな多くのプロセスから成り立っています。

どこか1ヵ所でも失敗すれば妊娠は出来ません。

あなたが淋菌に感染して、気がつかないままに放置していると、膣から感染は始まり子宮頸管、子宮内膜、卵管、卵巣、腹膜へと進行していきます。

例えば、卵管が炎症を起こして閉塞してしまうと精子が卵巣を通過出来なくなります。卵子までたどり着けないのです。

あるいは、仮に卵管の炎症が軽度で精子が卵子までたどり着けたとしても、今度は受精卵がスムーズに子宮に移動出来ない場合があります。

この場合は不妊症や子宮外妊娠となってしまうことがあります。

この、卵管の通過障害による不妊症は、不妊症全体の30%から40%を占めているそうです。(「性感染症」悠飛社による)

また、女性は妊娠して妊婦になると、一般には感染症に対する免疫力が低下すると言われています。

せっかく妊娠出来ても、その後に子宮頸管炎などにより、早産、流産することもあります。

妊娠が分かったときに、すぐ性感染症の検査が必要なのはこうした流産、早産を避け、更に母子感染を防ぐことが目的です。

4.淋菌感染による不妊症にならないために

先ほども書きましたが、不妊治療を受けて初めて淋菌感染を知る女性も少なくありません。そのくらい、自覚症状がないのです。

従って、何も自覚症状がなくても、定期的に検査を受けるか、少しでも不安や感染に思い当たる過去があれば、出来るだけ早期に検査を受けることが重要です。

例えば、卵管炎になって治療を受けると、後遺症が残ってそのまま妊娠出来なくなることもあります。

こうなると体外受精などの方法を検討することになります。

こうした事態を避けるためにも、重症化する前に、淋菌の感染が進む前に、感染を見つけて治療を行うことです。

重症化すると深刻な淋菌感染症ですが、感染初期に治療を受ければ比較的完治しやすい病気でもあります。

淋菌感染による不妊症を避けるには、何よりもまず早期の検査が最も大事、と言う結論です。

 

◇まとめ

また、今回は女性の不妊症について説明しましたが、まれに淋菌感染による男性の不妊症も発生しています。

淋菌が男性のあなたに感染して、尿道から副睾丸、前立腺へと上体感染した場合が危険です。

副睾丸炎になって精子の通り道が狭くなったり、ふさがれてしまうと無精子状態となり妊娠できなくなります。

男性は女性に比べて自覚症状が出やすいとされていますが、まれに気付かないまま上体感染することがあります。

不特定の相手との性行為や風俗で遊んだ経験のあるあなたは、他の性感染症の感染リスクと合わせて淋菌感染も検査されることをお勧め致します。

しかし、あなたは淋菌感染の不安を持ってはいるものの、どうしても病院には恥ずかしくて行けない、あるいは病院でのドクハラが怖くて行けない、ということがあるかも知れません。

そんなときは、病院に行かずにあなたの自宅で淋菌検査が出来る方法があります。

それが下にご紹介する郵送式の淋菌検査キットです。

 

郵送式の淋菌検査キットを使えば病院と同じ、PCR法による核酸増幅検査が出来ます。

淋菌による咽頭感染、性器感染の両方が同時に検査可能なので忙しいあなたにはぜひお奨めです。

あなたが決して不妊症などならないよう、検査を受けることを願っています。

アイコンボタン淋菌は性器からのど、のどから性器へも感染します。

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