淋菌感染症の症状について、男性の場合を取り上げてみたいと思います。

まず淋菌感染症の動向データは以下の通りです。

淋菌推移
図1.淋菌感染症の動向

淋菌感染症は男性に非常に多く見られる性感染症です。

男性は女性よりも症状がはっきりと出るため、淋菌に感染していることに気が付きやすいのです。

一方、女性は自覚症状が出なかったり、出ても軽いことも多く、自分が淋菌に感染していることに気付かないことが多いとされています。

◇淋菌感染症の主な症状

男性が淋菌に感染した場合の主な症状について説明します。

まず、潜伏期間ですが、感染して2日から7日くらいとされています。

次のような症状が現れてきます。

●オシッコをするときに痛みがあり、黄色い膿が出る。

●尿道口が赤くなることがある。

●睾丸が腫れる。

●オシッコが出にくくなる。

男性の場合は自覚症状がはっきり出ることが多いので淋菌の感染に気づきます。

症状が軽いうちに治療すれば早期に完治できますが、放置していると淋菌感染が尿道から上体へ進んでしまいます。

◇尿道炎

あなたが淋菌に感染すると、まず尿道炎になります。

症状としては、オシッコの時に強い痛みがあり、黄色の膿が多量に出ます。また、尿道口が赤くなることもあります。

通常はこの段階で痛みが強くて異常に気付きます。

この状態を我慢しているとどんどん淋菌の感染が進行してしまいます。

尿道・副睾丸・前立腺の位置関係
図2.尿道・副睾丸・前立腺の位置関係

◇副睾丸炎(精巣上体炎)

副睾丸というのは、睾丸で作られた精子を一時的に保存する場所です。

男性の身体の位置で言えば、正面からみてちょど睾丸の裏側にあります。

淋菌に感染すると、この副睾丸に炎症が起きることがあります。症状としては、睾丸が腫れあがり、鈍痛があります。

重症化すると、治療が終わっても無精子症を生じることもあり不妊となります。

◇前立腺炎

まず、前立腺について説明します。前立腺は男性だけにある、栗くらいの大きさの臓器で、位置的には膀胱の真下にあります。

役目としては、排尿の調節と、射精時の精液の流れを調整します。また、精液を作る機能にもかかわっています。

男性にとっては非常に大切な臓器なのです。

前立腺炎には急性と慢性があります。急性前立腺炎では、発熱、頻尿(オシッコの回数が増える)、排尿痛などの症状が出ます。

慢性前立腺炎では、残尿感、頻尿、排尿痛、射精前後の痛み、排尿違和感、下腹部の鈍痛や不快感があります。

◇咽頭炎(いんとうえん)

淋菌は喉にも感染します。その感染ルートはオーラルセックスによるものです。

今やオーラルセックスは風俗店だけの行為ではなく、ごく一般に普及しています。

挿入行為がないからといって、安心していると喉に感染します。

喉への感染はほとんど自覚症状がなく、気が付かないことが多いそうです。

症状が出る場合は、喉が腫れたり痛みがあります。しかし、単なる風邪と間違うことも多いそうです。

また性器に淋菌が感染している患者の10%から20%は喉からも淋菌が検出されるそうです。

性器感染のみを治療しても、喉の感染が残っていれば新たな感染の元になるので要注意です。

以上が男性が淋菌に感染した場合の症状です。

女性に比べると自覚症状がはっきりしています。

あなたに淋菌感染の不安があれば、とにかく症状が軽いうちに早期治療を受けて下さい。

◇HIVとの重複感染

最後にもうひとつだけ付け加えておきます。

それは、淋菌に感染しているとHIVの感染確率が高くなることです。

淋菌感染症によって性器に炎症が起きるとそこからHIVが侵入しやすくなるため、健康な人に比べて2倍から5倍も感染しやすくなります。

あなたが現在淋菌感染症が不安なら、HIVも同時に検査を受けた方が安心できます。

全国の保健所ではHIV検査と同時に淋菌感染症も無料・匿名で検査を行っているところがあります。

あなたの最寄の保険所で確認してみてください。

 

◇まとめ

では、最後に男性のあなたが淋菌に感染した場合の症状をまとめておきます。

●男性は淋菌に感染した場合女性よりも症状が出やすく、尿道炎の症状が出る。

●症状が出ない場合は尿道から副睾丸炎、前立腺炎と感染が進むこともある。

●オーラルセックスによる咽頭感染も多く、自覚症状が出にくいため気が付かないことが多い。

淋菌感染症は早期発見、早期治療すれば比較的簡単に完治できる性感染症です。

あなたに思い当たる症状があればすぐに検査を受けましょう。

淋菌感染はあなたの自宅でも信頼性の高い検査が可能です。

郵送式の淋菌検査キットを使えば病院と同じ、PCR法による核酸増幅検査が出来ます。

淋菌による咽頭感染、性器感染の両方が同時に検査可能なので忙しいあなたにはぜひお奨めです。

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